The Daedalus Machine
  • 日本語のページ
  • About
    • English
    • 日本語
  • 日本語のページ
  • About
    • English
    • 日本語
Search by typing & pressing enter

YOUR CART

8/11/2017 0 Comments

Picorinne Softとインタビュー第2部

コミケへの参加、ゲームプロモーションの難しさ、ゲームクリエイターになりたい人へのアドバイスについて
Picture
Picorinne Softとのインタビュー、第2部
シュールズ・ダグラス (Douglas SCHULES)によるインタビュー

Picorinne Softとインタビュー第1部を読む
Read in English
英語で読む
DM
Steam等のプラットフォームを使うグローバルなディベロッパーとして、どのような問題がありましたか。
 
PS
英語は多少読める程度しか心得ていないため、steamはリリースすること自体が大きなハードルでした。また、他のところにお願いするにしても翻訳は手間がかかるので、ゲーム中ではあまり言葉は使用しないことで、言語の壁なく誰でも遊ぶことができるゲームを目指しています。
 
 
DM
インフィノス外伝を作るのに一番難しかった事は何ですか。また、その経験から他のデザイナーが学べる事とは何ですか。

 
PS
一言で言えばグラフィックです。ゲーム制作の時間のほとんどがグラフィックを描いてる時間だと言っても過言ではありません。ただ、制作において特別な技術を用いているわけでもありません。
 
もしこのゲームから学ぶことがあるならば、それは優れた技術を持っていなくても、じっくりと時間をかけて細部にこだわって丁寧に制作すればゲームはできるということかもしれません。
 
 
DM
ゲーム作成に興味のある人にどうするのがお薦めと言えますか。
 
PS
最近はゲームを制作するツールや、インターネット上での情報も増えてきて、非常にゲーム制作はしやすい環境であるといえます。まずはフリーのゲーム制作用のソフトをダウンロードして、簡単なゲームを制作してみることが一番の近道だと思います。
 

DM
他のアドバイスはありますか。
 
PS
ゲーム制作はとても時間がかかります。例えグラフィックや音楽で著作権フリーの素材を利用したとしても簡単に作れるわけではありません。そのため、制作は時間がかかっても良いので、毎日じっくりと積み重ねていくことが大事だと思っています。例え1日0.1%の制作でも、3年かければ完成します。
 
 
DM
C91でInfinos外伝を買いましたが、そのイベントに参加されるのは初めてでしたか。
 
PS
コミックマーケットに参加するのは2回目です。
 
 
DM
コミケに初めて参加された時の経験を教えていただけますか。どんな期待を持っていましたか、また難しい事や驚いた事はありましたか。
 
PS
コミケで購入される方は事前に下調べを細かくしているので、行動がとてもスピーディで驚いたことを覚えています。また、初参加にも拘らず、当サークルをチェックしてくれている方が沢山いることが本当にうれしかったです。


DM
昔、コミケはファンで作った同人誌のような物しか知られていませんでしたが、最近コミケで売られるものの種類が幅広くなりました。同人誌に加えて、音楽やコスプレの写真アルバム、プログラミングガイドや家庭用ゲームハック、もちろんゲームも出て来ました。御サークルとしては、この変化の理由はなぜ起きたと思いますか。
 
PS
以前のコミックマーケットを知っている訳ではないのであくまで想像ですが、それだけ多くの物を作れる環境ができた、ということだと思います。特に今はパソコンが1台あれば、かなり幅広く制作をすることができます。私がゲームを作り始めたのも、パソコンがあればゲームが作れた、という簡単な理由です。

 
DM
もちろん、コミケでゲームを売るサークルは全員が趣味人ではありません。セミプロのグループも多くいます。これについて、何かご意見はありますか。
 
PS
多くの方々が同じ場所に集う、ということは良いことだと思います。お互いの切磋琢磨にもつながります。
 
 
DM
インディディベロッパーにとって、コミケに参加するのはどのくらい大事な事だと思いますか。
 
PS
参加するイベントはコミケだけ、という方が一定数存在するように思います。その方々に自分の制作物を届けるには自分がコミケに参加するのが一番です。また、コミケは新作の発表の場として最も適しているように思います。他のイベントにも出展しますが、新作発表は今後もコミケで出来ればと考えています。
 
 
DM
インタビューを読むたくさんの人、特に海外にいる人はコミケに参加するプロセスよく知らないかもしれませんので、応募方法を教えていただけますか。
 
PS
サークルの申し込みの責任者は日本在住の方に限られるようです。この条件が満たせる方(日本にメンバーがいる)ならば申し込みは可能だと思われます。コミケの会場に一度足を運び、次回コミケの参加申し込み書を購入しましょう。申し込み書さえ入手すれば申し込み自体はオンラインでも出来ます。(海外の方の申し込みまでは私もわからないので、確実なことは言えません)
 
 
DM
コミケ以外のイベントに参加することがありますか。なければ、今後そういった予定ありますか。
 
PS
コミケ以外では「Bit Summit」、「デジゲー博」、「東京ゲームショウ」などに参加経験があります。

Daedalus Machine
Infinos外伝のストーリーはInfinos2と同じという事ですが、2つのゲームの違いは何でしょうか。
 
Picorinne Soft
全く同じというのではなく、Infinosシリーズのストーリーの中で外伝は2のサイドストーリーといった位置づけです。この辺りはwebや完成版の説明書で触れられればと思っています。
 
 
DM
Playism社に翻訳をお願いされたことがあるとのことですが、プロセスとしてはどういった感じなのでしょうか。少し教えてください。
 
PS
Infinos2に関してはダウンロード販売をしていただく際にストーリーの翻訳はやっていただきました。ゲーム中ではほとんど言葉は使用していなかったので、説明書のストーリーと操作方法のみ翻訳していただきました。
0 Comments

Your comment will be posted after it is approved.


Leave a Reply.

    RSS Feed